2つの目の家に滞在中

私が今回「ぜひ見たい!」と思って目当てにしてきたワイキキ小学校は人気校で、校区内に家が見つかれば、公立なので自動的に入れますが、校区外からの越境入学希望者は長〜いウェイティングリストがあるのだそう。でも校区は狭く、閑静な住宅街なので、エアビーこと「エアービーアンドビー」(家具付きの一般住宅を宿として提供するサービス)の物件がほとんどないエリア。月に50万近く出せれば話は別ですが。


最初の2週間は奇跡的に見つけた物件(しかもベランダから学校が見えるくらいの至近距離)を抑えていましたが、その後の滞在先は未定でした。多くの方に問い合わせるも見つからず、もうダメかと思っていた矢先に、大家さんの紹介でどうにか支払い可能な範囲のエアビーを発見。私たちが初めてのゲストだそうで、着いたらまだ準備してましたが、明るくて、庭付きの一軒家で、キッチンも充実してて、快適に過ごせそう。とは言え、ここも2週間しか空いていなかったので、その後はたぶん島を移ります。オアフ島でしかできないことを、残りの時間で精一杯やろうと思います。


ハワイに着いてすぐの数日間は、近くに食材を買えるお店がなくて外食が何回か続いたのですが、高い上に、出した額に見合う食事にありつけなくて。レンタカーや友人の助けで買い物をして、今はほぼ1日3食自炊中。食欲旺盛の3人息子を連れて外食は耐えられませんから。なかなか美味しかったのは、赤身肉を使ったハンバーグと、フカフカのパンケーキ、そしてテカリ過ぎ照り焼き。なかなかのグッドアイディアだったのは、ニンジンのピーナッツバター和え。母、頑張りまーす。


こちらが「地産地消」的なスーパーの吊り広告。


ニンジンのピーナッツバター和え。


そんな自炊生活中ではありますが、お米にこだわったオニギリ屋さんがワイキキにあるとの聞いたので、コメ農家としては勉強を兼ねて食べに行ってきました。経営者の大竹さんは大学の先輩で、17年前にワイキキで初めてのオニギリ屋さんを創設された頃の苦労話など貴重なお話を伺うことができました。



店内はオリジナルおむすびグッズがいっぱい。昼時になると、レジの前は長蛇の列ができていましたが、呼び出しブザーが渡されて、店内の商品やポスターなどを見ているうちに、それほど待たされることなく、握りたてのオニギリが食べられます。梅干しやおかかと言ったクラシックな具材に加え、スパムオニギリや、唐揚げなど、ボリュームのあるものもあり、特に人気がある様子だったのは、「ダブツナ」ことツナマヨが通常の2倍入ったスペシャルメニュー。子供たちも絶賛してむした。

日本語も通じるので、子供たちは自分たちで初めて買い物。まずは1つずつ頼み、また1つ、また1つと、結局4〜5個つずつをペロリ。「うまい、うまい」を連発し、大竹社長にもきっと喜んで頂けたと思います。

オニギリ外食の他、もう1回だけ家以外で食べたのは、お呼ばれしたバーベキュー。「友達の友達はみな友達だ」方式で、高校時代の友人が紹介してくれたワイキキ小学校の先生が、自宅に招待してくれたのです。


ワイキキの中心街からバスで約40分。閑静な住宅街にあるお宅で、ご近所さんを交えたなごやかなバーベキュー。ご主人の振る舞いで、自家製ハンバーガーやステーキ、サラダと盛りだくさんのお料理を頂きました。子供たちにとってはいい思い出となるでしょう。

食後は家の中でゲーム。1人娘のお嬢さんがルーレットを回して英語で読み上げると、息子たちが「右手が赤」と理解しながら手や足を指示された場所に置いているではないですか。最高の英会話レッスンとなりました。


帰りはお土産つきで家まで送ってくれ、もう何から何まで至れり尽くせり。ありがた過ぎて、感謝の言葉が見つかりません。温かい日米交流ができたました。さてさて今週はまたまた学校で過ごします。その様子はまた週末にでも。

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