米の次は牛

台風による長雨で中断していた稲刈りがようやく終わりました。豊作ではありませんでしたが、不作と言うほどでもなく。すでに予約を頂いている分を確保するのでギリギリかな、という感じですが、それでも無事に収穫できたのでホッと胸をなでおろしているところです。

さて、お次は牛。10産以上もして、十分にお役目を果たしてくれたお婆ちゃん牛を解体することにしました。何かと不安材料の多い牛肉。「オタクのお肉を買えないかしら」というお客様の声がきっかけで、普段は子牛を売っている「繁殖農家」の我が家ですが、思い切って肉にしてみることにしました。高齢なので、カタイとは思いますが、安心できるお肉、ということで。

と畜場で「半身(はんみ)」の状態になった牛を引き取りにいきました。と畜場でカットしてもらうこともできるのですが、ドイツで食肉加工の資格をとったという青年と知り合ったので、彼にさばいてもらうことにしたのです。目の前で牛がさばかれていくのを見学している子供たち。生きた教室、って感じです。まだ食べてみていないので、感想はまた後日。