子供合宿4日目 〜いよいよ農作業!〜

合宿4日目にして、初めての農作業。
朝から「服が汚れるから田んぼには行かない」と手ごわい面々に、まずは庭の野菜を収穫するところから始めてみました。数分後。あ、きゅうりがあった!そんな声が聞こえたときには、しめしめと思わずニヤリ。わ、トンボ!カエル!次々と歓声があがります。よーし、その調子!自分たちで収穫したものが昼ごはんに使われると聞いて嬉しそうな子供たち。

気分が乗ってきたところで田んぼへGO!ところが、農道からあぜ道に入ったとたんにノックアウト。ちくちくする、へびがいそう、田んぼに落ちる〜!ありゃりゃ…。が、田んぼにいる生き物にひかれてついつい中へ。意外と簡単に入る子が数人。先に入った子をしばらく観察してから「やっぱり入ろう」と靴を脱ぎだす子がほとんど。とうとう最後まで入らない子もいましたが、強要することでもないので、あぜ道から見学しててもらうことにしました。ぎゃー、とかうわーとか叫びながら、それなりに楽しんでいた様子ではありましたが、とても「農作業体験」と呼べるものではなかったような(苦笑)。都会っ子だからなのか、小学校低学年だからなのか。でも初めて田んぼに入った子もいたので、それなりに成果はあったのでしょう。


田んぼで泥んこになった後は、川で水遊び。ひんやりしていて最高!

午後は畑仕事をする予定でしたが、雲ゆきが怪しかったのと、午前中の様子をみて、とても連ちゃんで農作業なんかさせられる相手ではないと悟り、急遽、酒蔵の見学をすることに。なぜ酒蔵かって?それは、水と米の勉強をしたので、その二つから出来るものといえば!という理由。落語研究会に入っているという話し上手なおじさんのガイドで、子供たちも知らず知らずのうちに引き込まれていきます。話し方一つであんなに子供たちの集中が高まるものかと感心しきり。

どうやら雨が降らずにすみそうだったので、酒蔵から程近い公園で体を思いっきり動かしました。広々とした公園で、子犬のように走り回る子供たちを見ると、あぁ、大変だけどこの企画をして良かったな、と思うのでした。公園にはヤギや馬もいて、子供たちは大喜び。今日も無事に過ごせたことに感謝!