田植えまでカウントダウン

予定では9日から田植えを始めます。
でも、私はその頃ドイツ。1年で最も忙しいこの季節に、取材同行の依頼が来てしまったのです。よほど断ろうと思ったのですが、景観保全型農業についての取材だったので、耕太と相談した上で受けることにしました。この仕事の報酬で、除草の機械を買うことで二人とも納得した感じ!?

代掻きの様子をお伝えします。代掻き前はこんな感じ。ただ水を引き込んだだけの状態です。

そして、トラクターの後ろに幅の広い代掻き用のアタッチメントをつけて、じわじわと均していきます。代掻きは二回するのですが、最初は水と土を混ぜるのが目的。そうすることで、水がしっかりと溜まるようになります。2回目は田植えをしやすいように、きれいに均すのが目的。トラクターが通った後、きれいに平らになっていっているのが分かります。

狭い田んぼは機械で作業するのが大変。通るのがやっと、という感じの田んぼだってあります。去年まではおじいちゃんが頑張って作っていたのですが、「もう今年はできない。こうたくん頼む」と数人が言ってきたので、ずいぶん面積が増えました。といっても、こんな小さな田んぼも入れて、ですから、増えると大変なんです・・・。

機械が田んぼから出るときにわだちができるので、とんぼで均すのは私の仕事。四隅や狭いところもとんぼで均します。

1日仕事を終えたとき、こんな景色が目の前に広がっていると、疲れも飛びます。温泉に行く余裕がないのがちょっと残念かな。でもやっぱり幸せ!