稲刈り終了!そして新米の発送

今年はとってもお天気に恵まれて、いつになく順調に稲刈りが終わりました。その分、休みなしでしたが。


そして、11年目にして初めての豊作!もちろん嬉しいですが、売れ残ってしまったら意味がないですから、さぁどうしたものか、という気持ちの方が強いです。毎年、同じだけとれるわけではないので、お客さんが増えたら、来年はお届けできません、ってわけにいかないし…。でも、とれないよりは獲れた方がいいに決まってる!

刈り取った「籾(モミ)」はライスセンターと呼ばれる乾燥施設に運んで、水分を調整し、もみ殻(=皮)を外すと玄米に。それを30キロの米袋に入れてくれるので、持ち帰って倉庫に保管します。毎月、精米したてを5キロずつの袋に詰めて、お客様にお届けしているというわけです。

稲刈り中はめっちゃ忙しくて、子供たちを放ったらかしていたのだけど、好きなように過ごしていました。用があって家に寄ったら、柿の木に登って収穫してたし、稲わらでベッドを作って昼寝をしていたり。少年よ、たくましく育ってくれてて、母は嬉しいよ♪

そんな稲刈り三昧の中でも、”九州空撮隊”という面白い人たちが来るわ、うちのお米でつくったお菓子ができてくるわ、いろいろと面白いこともありました。

このお菓子は、阿蘇きぼうの家という、福祉作業施設で作って頂きました。熊本の農産物を使ってつくる「くまモンおやつプロジェクト」に賛同して、障害のある人たちが就業機会を増やすためのお菓子づくりに取り組んでいると聞き、原料持ち込みで依頼したのです。こめポン、と名付けられたこのお菓子の謳い文句が素晴らしい。

「おやつを食べて阿蘇の田んぼを守ろう!」

お米と砂糖と塩だけで作ったシンプルなおやつ。どこかで販売して頂けませんか〜?

そして今日は、いよいよ今年の新米をお客様にお届けする日。普段の倍くらいの件数だったので、ミスがないかが心配ですが、昨日、夜中までかけて下準備をしておいたおかげで、何とか無事に発送作業を終えました。

今晩はお客さん。明日からはワラ集め。息をつく間もありませんが、年度末と思えば、踏ん張るしかありません。頑張りまーす。