アイガモとコイの田んぼデビュー

田植えが終わってすぐから準備を進めてきたアイガモ・コイ投入のための準備がようやく、本当にようやくひと段落しました。我が家は、「水を溜めやすい大きめの田んぼ」にはアイガモを、「水を溜めやすい小さめの田んぼ」にはコイを、そもそも水を溜めにくい田んぼには人間を入れるのですが、アイガモを入れる田んぼには外周にネットを、コイを入れる田んぼにはテグス(釣糸のような細いナイロン紐)を張り巡らせます。アイガモは勢いが良すぎて、田んぼの面積が小さいと稲まで倒してしまうため、コイを放つのですが、待ってましたとばかりにサギがコイを狙いにやってくるのです。恋(コイ)が詐欺(サギ)にやられるなんて…と笑い話にしていますが、除草のための大切なコイが食べられてしまうだけでなく、サギの足は大きくて、苗も倒していくので、何とかして防がなければならないのです。



前の投稿でご紹介した国民会議に出席した翌日、朝一番の飛行機で阿蘇に戻り、10時には現場復帰を果たしました(^_^)v ネットを支柱に結びつける紐をチョッキンチョッキン。前日とのギャップが笑えます。無心でチョッキンチョッキン。ノーストレス(笑)



黙々とネット張り。


前の写真でネットを支柱に縛っていた彼のアップです。くぅ〜、男前。農家のイメージを変える人物になるかもしれないです。我が家のスーパー研修生、エースケ。頑張りやさんです♪お見知りおきを(^_-)


そして準備が整ったところでいよいよ田んぼデビュー♪
いきなり広いところにきて戸惑う姿がまずかわゆし。1羽、また1羽と進水して泳ぐ姿がまたかわゆし。頑張ってね〜!



アイガモを投入した田んぼの水面に、小さな雑草が根っこごと浮いています。さっそく効果アリ。農薬を使わないためには、イネが小さいうちの初期除草が勝負。イネ科はお好きでないアイガモたちには、穂が出るまでの間、せっせと草を食べたり土を掻き回したりして、雑草が伸びないよう頑張ってもらいますo(^-^)o



たった1日でこれだけの除草効果(拍手)。頑張ってネットを張り巡らせた甲斐があったというものです。



そして疲れが吹き飛ぶ瞬間。



こちらも疲れが吹き飛ぶ瞬間。歯抜けサンタローの笑顔(笑)「お母さん、疲れてるだろうけん、ボクが作るよ」ですって(T_T) 彼が考案したオリジナルメニューを作ってくれました。料理も美味しかったけど、優しい子に育ってくれている事が何より嬉しいです♪そんなサンタロー、5月末で7歳になりました。立派なファーマーになってもらいたいです!