子供合宿お試しバージョンのスタート!

今年の夏の一大イベントが始まりました。
東京から4人(♂)、熊本市内から3人(♀)の計7人を受け入れています。
今週のブログは、参加している子供たちの親御さんたちへの報告を兼ねています。

24日の午後集合。
着いて早々、環境教育のプログラムに参加しました。
「この先、海です」という、海をテーマにした企画です。
沖縄から私の友人を呼びよせ、南阿蘇村で出前授業をしてもらいました。
雨水溝に流れ込んだ水は、下水処理場を通らずに海まで流れてしまう事を知ってびっくり。雨水溝の中なんてあまり覗くことはありませんでしたが、ごみがたくさん溜まってしまう場所だとのこと。道路に捨てられたゴミまでが雨に流されて雨水溝に入っていくからなのだそうです。
そんな話を聞いた後、雨水溝の蓋にペインティング。
阿蘇で生まれた水もやがて海に流れていく。
そんな考えてみれば当たり前の事を、再確認したプログラムでした。

夕方から降りだした雨のために、ウェルカムバーベキューは中止。
でも、子供が10人(うちの子たちを含め)もそろえば、
外だろうが中だろうが楽しくて仕方のない様子。
夜もウキウキで、11時ごろまで起きていた子もいたみたい。
なんだか、懐かしい気分になりました。

空けて25日。
阿蘇といえば火山!あのダイナミックさを味わって欲しくて
ロープウェーで山頂まで行きました。
何度言っても、人間の小ささを感じる阿蘇の噴火口。
子供たちの目には、どんな風に映っているのかしら。

お昼ごはんの後は火山博物館で火山のことをお勉強。
古い博物館なので、ローテクの展示が多いのですが、
それがかえって子供たちには新鮮だったみたい!?
こちらの予想以上に楽しんでいる様子で、たっぷり1時間以上、
見学をしました。

最後は紙漉き。私が副理事長を勤めているNPO法人九州バイオマスフォーラムの事務所で、阿蘇の野草と牛乳パックを原料にした紙ではがき作りをしました。こういうものづくりの時の子供たちって言うのはいいですね。表情がとても。自分で漉いた紙でできたハガキに、たっぷりの思い出を書き込んでくれるといいな。