あか牛を思う日
今日は、あか牛の事をいっぱい考えた日でした。まずは午前中、阿蘇の畜産フォーラムというのに参加。放牧で育てた牛を肉にする研究のお話でした。これがやりたいのだ!
放牧すると脂身が黄色っぽくなるので、今の評価基準だとランクが下がるそうだけど、黄色くなるのはビタミンAが増えるせいなのだそう。それに、放牧してたって一目で分かるから、トレーサビリティにもいいかも、とのこと。狭い牛舎で育ったのではなく、のびのびと幸せに育った事が、検査しなくても色で分かるのだから!
午後からは、九州沖縄農業研究センターの方が塊の放牧牛肉を手土産に訪ねて来られました。
雑誌の記事で、ウチが放牧牛を肉にした事を読んだそう。主婦の目で、美味しい食べ方を提案して欲しいですって。おやすいごよう!これまで、いろいろ試行錯誤してきたものが、何かの役に立つかもしれません。塊のバラ肉で何をしようか検討中。
センターの方を、牛舎や放牧場にご案内しました。まずは牛舎。
そして放牧場。
傾斜がキツすぎないので、シバの種を植えることで、土壌流出を抑えながら、放牧肥育もできるんじゃないか、って。研究にも協力できて、お肉も販売できたら、これほど嬉しいことはないなぁ。