子供が9人に増えました 〜子供合宿スタート〜

去年から始めた、都会からの小学生受入れプログラム。今年は田んぼの面積が増えすぎて、ちょっと手が回らないかなぁ、と半ば諦めていたのですが、昨年参加した子供たちから「ぜったいまたO2ファームで夏休みを過ごしたい!」という熱いリクエストをもらったので、そういうことなら、と今年も企画しました。

今年の合宿には福島の子供たちを招待したかったのですが、第1回目のプログラムには誰も参加者が見つかりませんでした。先日来の水害で不安があったためだと思いますが、被災地へのオファーは数多く、中には海外旅行へのご招待もあるのだとか。ただ、2回目(8月)のプログラムには5人も参加してもらえそうなので、そちらを楽しみにしています。

さて、今日からスタートで、横浜から2名、熊本市内から4名の小学生たちが到着しました。うちの子供たちを合わせると9人の子供。にぎやかになります(笑)。着いた直後から虫取り網を目ざとく見つけてムシを追い掛け回す男の子たち。

「トンボだ!」「カマキリだ!」と忙しそう。散々楽しんだ後、「やっぱり田舎はいいよなぁ」ですって。大人みたいな口ぶりに思わず吹き出してしまいました。女の子たちは生き物のお世話に大忙し。最近、うまく共存しているニワトリとアイガモを楽しそうに眺めたり、エサをあげたり。

雨が降り出しても気にせず遊ぶ子供たち。ひとしきり遊んだ後、温泉に入ったらみんなでご飯。今日の晩御飯はしょうが焼きでした。キャベツが苦手、といいつつ、みんなからのプレッシャーで必死に食べる男の子。「お肉1枚でご飯が5口も食べれるからご飯おかわり!」と勢いのいい女の子。食後に、みんなで合宿中のルールを決めました。「男女仲良く」とか、「宿題もする」とか、10個ほどの約束をみんなで決めました。

前後しますが、今日は阿蘇市の避難所で朝ごはんの炊き出しをしました。300食を作るために、前の晩から阿蘇市に入り、朝4時半起き。避難所生活はじまって以来の温かい朝食だったとのことで、とても喜んで頂きました。良かった良かった。南阿蘇から子連れでボランティアに行ったママ友4人と、10人の子供たち。小学生たちも朝5時には起きて一緒におにぎりをつくりました。1日も早く仮設住宅に移れるのが一番ですが、避難所でもおいしい朝ごはんが食べられるよう、またお手伝いに行ければ、と思います。とはいえ、しばらくは子供合宿や来客で朝早かったのでもう寝まーす。