子供合宿1日目

子供合宿2012がいよいよスタート。今年のテーマは、「リトルファーマーになろう!」です。ちなみに、去年は「水」がテーマでした。
環境教育の色合いが強かった去年に比べて、農業体験に重きをおいて。というより、去年子供たちに「もっと田んぼや畑で遊びたかった」と言われたので、今年はゆっくりどっぷり農村暮らしを堪能してもらおうと思ってます。そんなわけで、本日のプログラムは午前中が田んぼの仕事、午後はニワトリの解体。さぁ、どうなることやら。

6時には目を覚ました子供たち。今日はいいお天気です。朝飯前にラジオ体操。そして虫取り。自分たちが決めた通り、朝ごはんの後に宿題をしていました。感心、感心。そしていざ田んぼへ!

仕事するよ、って言ってるのに、なぜ虫取り網・・・?でもいい写真が撮れました。で、肝心の農作業。下の写真を見るとめっちゃ仕事したように見えますが、はっきり言ってほとんど作業なんてしてない(笑)。1本草とって、10匹ムシ捕まえて、という具合。最初の意気込みは良かったんですけどね。まぁそれでいいんです。田んぼに入ることさえほとんどないでしょうから。私も作業をして欲しいなんて期待をしているわけじゃないんです。夢中になって田畑で遊んでくれればそれが本望です。最後に、「じゃぁ、最後に一応みんなで一つくらい仕事しようか」と言ってやってもらったのがネットの片付け。きっと彼らも仕事をした気になったことでしょう。



お昼からはニワトリの解体。女の子たちが「やりたくない」と言い出したのでやめようかと思ったら、男の子たちは「やりたい」と。この違いを観察するのは面白かった〜。まず、ニワトリを捕まえて、絞めて、首を落とすところ間では男の子が。首が落ちて足も落としたとたん、女の子たちが張り切りだしました。羽をとって、ゆでて、肉をむしるのは女の子たちが主導権。これがDNAの違いじゃないとしたら一体なに?「男女平等」なんて気軽にいえないなぁとつくづく思いました。だって興味も能力もぜんぜん違う分野にあるんだもん。


恐る恐る覗き込むガールズ。

息が止まっていたら、それはただの「肉」。料理にとりかかったガールズ。一方、男の子たちの興味は次へ・・・。ハンターたちは羽むしりを女子に任せると、次の獲物(ムシ)を狙いに行きました。



ところで今日のメニューは、

朝食:イワシの蒲焼・・・わぁ、ウナギだ!ですって。イワシをウナギと言って育てているご家族がいるのかも!?まぁタレの味は同じですが。

昼食:ソーメンと夏野菜の掻揚げ・・・まぁ減ること減ること。

夕食:しめた鶏でとったスープをつかったチキンリゾット。調味料は塩しか使っていないのに美味!

お昼まで生きていたニワトリを食べた子供たち。どんなことを感じているんでしょうね?