子供合宿2日目

本日のプログラム。午前中は牛の世話、午後は国立公園のビジターセンターで昆虫学習。まずは朝から歩いて牛小屋へ。大人が普通に歩いたら20分くらいの道のりを、1時間ほどかけて寄り道をしながら。

そして牛小屋についたら、かわいらしい3匹の子牛が出迎えてくれました。

子供たちは嬉々としてエサを上げていました。やっぱり子供にとって家畜は魅力的。表情が違います。

牛舎での世話が終わると、隣接している運動場へ。牛に近づきたい子供たち。牛にしてみれば、見慣れぬ珍客に戸惑いを隠せません。女の子たちが歩み寄ると逃げていきました。

午後からは「阿蘇ビジターセンター」へ。ここの名物ガイド「まきねぇ」こと国村真希さん(最近ご結婚されて井上さんになったそうです)にお願いして、1時間の昆虫採集をしていただくことになっています。

真ん中がまきねぇ。ビジターセンターから散策ルートが整備されており、バードウォッチングや昆虫の観察ができるようになっているのですが、出発してすぐのところに再現された花野から先に進めません。トンボ、キリギリス、カマキリ、クモ、チョウチョ・・・。まきねぇは子供たちが次々と捕まえてくる虫たちの名前や特徴を分かりやすく解説してくれます。これが面白くないはずがない。結局、1時間かけてほんの50mくらいしか進むことができませんでした(笑)。それでも、たくさんの新しい名前やうんちくを覚えて、本当に嬉しそうな子供たち。「虫にがて」と言っていた女の子たちまで、せっせと虫を捕まえては虫眼鏡や観察用のケースに入れてしげしげと眺めていました。ぜひぜひ、また訪れたいと思います。


ビジターセンターの前につくられた、「くさどまり」という昔の野宿用テントの前で集合写真。

そして夕食後。雨が降ったら見せようと思っていた「風の谷のナウシカ」を上映しました。午後に見た昆虫たちは、アップで見るとどれも迫力があり、ナウシカに出てくる虫たちと良く似ていたからです。これは見せるんだったら今日しかない!と思い、夕食時間を少し早めて上映しました。高感度で撮っているので明るく見えますが、夕闇迫る中、くいいるようにスクリーンを見つめる子供たち。終わった後、どうだった?と聞くと、「今日みたムシみたいのが出てきた!」と期待通りの反応。目には見えない有毒ガスに人間が苦しめられているという設定も妙にリアルで・・・。あの名画が子供たちの記憶に残ってくれれば、と思います。

そうそう、本日のメニューは、朝ごはん:大根と馬すじの煮込み、昼ごはん:オムライス、夜ご飯:カレー。オムライスの玉子はもちろん我が家のもの。3日間ためて12個もあったのに、おかわり続出でギリギリでした。夜ご飯のカレーには野菜がたくさん。うちのカレーには、大根やキャベツ、インゲン、ナスなんかも入っていて、野菜嫌いの子供でも気づかないまま沢山野菜を食べられるのです。今日も1日、無事に終わって良かったです。