日独交流 〜楽しかった日々〜

私が14歳の時に出会ったベロニカさんの息子さんが今14歳。パリに住んでいたベロニカさんちに留学先のイギリスから一人で泊りに行ったのが16歳の時。娘さんが今16歳。ドイツに留学していたとき、夫婦で居候をさせてもらったのも既に10年前。感慨深い思いで迎えたベロニカ一家との1週間が終わってしまいました。それにしても、楽しかった・・・。お盆の後の数日間も、とっても充実していました。

暑い夏の日にした流しソーメン。竹を切って割って節をとるのも楽しそう。ドイツに竹はないんです。節があるのを不思議そうに観察していました。

ザルに溜まったソーメンを狙うあたりはやっぱり世渡り上手な末っ子。


田んぼの見回りも一緒に。


名物の田楽も食べに行きました。


そして〆はお祭り!ちょうど高森町の風鎮際があったので、滞在を1日延長。女性全員、浴衣を着ました。

くじびきしたら、はずれたのにお目当ての景品をもらってた。外国人特権!?

豪華な花火を堪能しました。東京の花火大会って人を見に行く感じだけど、地方の花火大会は豪華な割に近くで快適に見れるもの。尺玉にあがる歓声が今でも耳に残っている気がします。

ドイツ人家族が家にいると何が良いかというと、家が片付く!料理の腕より、片付けや掃除の上手さがヨメ評価を左右すると言われているドイツ。どこの家もいつ行ってもピカピカです。「台所が汚れるから料理しない」と堂々と言う人に会ってびっくりしたこともありました。きれい好きのドイツ人は、私の料理が終わるとテキパキと片付けてくれるので、台所も食卓もリビングも普段よりずっときれい!子供たちはお兄ちゃんお姉ちゃんに遊んでもらってご機嫌だし、私は趣味に近い料理に専念できるので幸せ。食後にピアノなんぞ弾いてる間に家が片付いていく。素晴らしい〜!!

そんなわけで、楽しいしきれいになるし、彼らが去るのはとっても名残惜しかったのですが、昨日、京都に向けて旅立っていきました。この1週間で、子供たちが「言葉が通じなくても友達」という感覚を持ってくれたことが何よりの収穫でした。友達と話したいから、というのは、外国語を覚える大きな動機となってくれるでしょう。素敵な日々をありがとう。