働きざかりってこういうこと?

まぁ呆れるくらいやる事がたくさん。これが働きざかり、ってやつなんでしょうか。 仕事、勉強、子育て、家事…。次から次へと手も息も抜けない事が起こります。今週の日々をご紹介。


東京から戻った翌日(火曜日)はワラ集め。冬に牛のエサとなります。前日まで人ごみの中にいたのに、だだっ広い畑や田んぼでひたすらワラのロールを集める1日。そのギャップが何ともおかしく感じました。でも、体を動かし足りなかった息子にとっては、いい運動になったはず。次の日が雨の予報だったので、暗くなるまでみんなで力を合わせて作業をしました。


そして翌日、水曜日。予報どおりの雨。私は8月から受講している「くまもと農業経営塾」という講座に行ってきました。講師は松下政経塾の塾頭さん。経営云々と言うより、生き方の心構え、みたいなものを教えてもらいました。でも全然お説教くさくなく、「自分にできること」を100%やり切る事が人生の達人、ということを、いろんなエピソードやワークショップを交えながら教えてくださりました。



さらに翌日、木曜日。お米の発送。月に一度の修羅場です。先月と今月は特に送る軒数が多く、伝票や品物を入れ間違えないかとピリピリしながら終日作業しました。前日から遊び兼お手伝いに来てくれていた大学の友人がいてくれたので、助かった〜。

お米を発送する前の2,3日は家事がほとんど機能停止するので、ほぼ毎月、東京から母が手伝いに来てくれます。そうでもしないと、日々が回らないのです。70歳を目前に控える母を本来ならいたわってあげなければいけないのに、まだまだお世話になりっぱなし。一人っ子の特権と言いますか…。元気なうちはもう少しこのままお世話になろうかと思います(笑)。金曜日には、来週にせまった再生可能エネルギー協議会の準備。週末に入る前に最終調整をしなければならないので、電話したりメールを書いたり、バタバタとしながら、一方で来年タネにするお米を袋詰めしたり、田んぼからイノシシ除けにはっていたネットを持って帰ってきたり。夜には夫の恩師が「全国棚田サミット」という会議に出席しているのでお迎えに行って我が家でコタツトーク。深夜までつきぬ話で盛り上がりました。

そんなわけで、1週間が終了。ふぅ。「忙しくてあっという間に時間が過ぎるでしょう?」とよく聞かれるのですが、いえいえ、1日のうちにいろーんな種類の事をやるので、3日分くらいに感じる日々。1週間前なんて遠い遠い昔のように感じます。とにかく、いくら丈夫なのが取り柄といっても、体を壊さないようにしないと、と思ってはおります、はい。農業と3人の育児をしているだけでも、やるべきことはやっているという自負はあるので、再生可能なエネルギーの導入事業なんて足をつっこまなければいいのに、という思いがふと頭をよぎることもあります。でも、松下政経塾の塾頭さんのお話を聞いて、「自分がやるべきことを全力でやる」ということが人としていかに大切かということを気づかせてもらったばかりなので、前向きに頑張りたいと思います。第一回目の協議会は23日火曜日。お近くの方はぜひご参加下さいね!