いよいよスタート!バイオマスエネルギーの利用に向けた協議会

昨日の報告です。昨日のうちにするつもりが、気合を入れていた「気」が晩になって緩んだせいか、たいして飲んでないのに酔っ払ってしまいました。そんなわけで、1日遅れのご報告です。


「第一回南阿蘇バイオマス協議会」のプログラム

1.設立の経緯や背景の説明・・・私
2.設立に向けたご挨拶・・・小野熊本副県知事、九州地方環境事務所
3.この事業の説明・・・環境エネルギー政策研究所
4.南阿蘇村のこれまでの取り組み・・・南阿蘇村役場
5.ドイツのエネルギー自給集落から学んだこと(視察報告)・・・県庁職員さんと小野副知事
6.デンマーク・サムソ島のビデオ
7.ワークショップ・・・5〜7人のグループに分かれて思いを出してもらう
8.発表と協議員さんの自己紹介

3時間の長丁場でしたが、途中でビデオやワークショップがあったので、それほど長く感じませんでした。今回の協議会で目指したかったこと。

(1)地域住民自身が取り組んでいくことだ、という共通意識をもってもらうこと
(2)そんな地域住民の姿勢を見て、行政サイドが「住民がその気ならこちらだってやるぞ〜」という気になってもらうこと
(3)小さいグループに分かれることで、より多くの「思い」を引き出すこと

大きくこの3つだったように思います。そしてそれらは達成できたのではないかと思います。オブザーバーになってもらっている行政の皆さんにもグループワークに参加して頂いたので、地域住民の思いを直に聞いてもらえました。ドイツやデンマークの事例は、遠い海外でのできごとではありますが、決して夢物語ではなく、このような会(いろんな分野の人が集まって村の将来の事を考えること)が全ての始まりだ、ということが伝わったらいいな、という思いでプログラムに入れました。


私たちスタッフ側の年齢もそこそこ若いのですが(といってもアラフォー)、協議員さんたちも半分くらいは20、30代。役場の担当者も同世代。環境省からの委託でこの事業(協議会の運営)自体を支援してくださっている方も同世代。さらに副知事も同い年。というわけで、もちろん年配の方々のお力もフルに借りながらではありますが、今後を担っていく我々世代が、ここ南阿蘇で世界にも発信できるような、地域住民が主体となった再生可能エネルギー導入の事業化を目指したいと思います。そんな熱気を持ったまま交流会に突入。阿蘇五岳を見渡せるレストランであか牛を食べながら話がはずみます。最後のシメは最年少の協議委員さんが1本締めをしてくれました。27歳の若くてかわいい女性農家さん。南阿蘇の未来は明るいです!

昨日の記録は、改めてこの協議会用につくるブログやFBサイトでアップします。ご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
帰りがけに、協議員の皆さんが「楽しかった」と口々に言ってくださったのが何よりでした。疲れを感じないほどの充実感。自己評価では一応100点満点です。次回は1ヵ月後くらいの予定。またアナウンスしますので、ぜひご参加くださいね。