NPOが環境大臣賞を頂きました!

選挙でごったがえしているこんな時になんなんですが・・・。
私が立ち上げから関わって、副理事長をしているNPOが「地球温暖化防止活動環境大臣賞 」を頂きました〜。



阿蘇の草原を守るために、草の利用を増やそうという活動をしています。
地域にある資源を活かそう、というのが設立の目的で、使用済み天ぷら油を集めたり、木や草も資源だ、ということで様々な利用方法を模索してきました。


阿蘇の場合、この美しい草原を守るためには維持管理をしなければいけないのですが、「守る」ことを目的とすると長続きしないので、「使う」ことを増やせばおのずと管理されるだろう、ということで、「ススキは資源!」をモットーに活動しています。
ススキで発する実験事業にも取り組みましたし、今はススキを含む「野草」も混ぜ込んだ牛の餌を開発中。ススキをブロック状に固めて家も建てました(ストローベイルハウス)。そのような多様な使い道の中で、なかなか好評を頂いているのが”ススキの卒業証書”。環境教育の一環としてススキと牛乳パックで紙を漉き、それを自分の卒業証書にする、というものです。儲かるような事業じゃないので苦しいところですが、これからも続けていきたいです。

NPO法人九州バイオマスフォーラム


さて、そのNPOが来年で設立から10年を迎えます。
一昨日、NPOの今後を考える会議をしました。


政権が変わったとたんに原発0のシナリオを見直そうとしているこの国で、政治がどうあれ、
日本中に溢れている資源を使える社会にしていけるよう、中長期でどんな目標を掲げるか、その目標を達成するためには、今の現状をどう変えなければいけないかなど、2時間ほどのワークショップをしました。まずは南阿蘇村のエネルギー自給自足を目指して次の10年も頑張りまーすp(^-^)q



会議の後は忘年会。女性シェフによるフレンチディナー。NPOの監事をしてくださっている方がペンションのオーナーさんなのです。


嫌なことも大変なこともあったけど、来年は来年で明るくやってきましょ!ね、皆さん。