国際会議の次は家族会議

先週、4日間も家を留守にして帰宅してみたら、子供たちがすっかりテレビっ子になっていてびっくり。学校から帰って来ると、うちには大人がいないので、義祖母や叔父がいる隣宅に行っておやつを食べたり宿題をしたりしていたようで、そうするとテレビがついていて、そのままテレビの前にはりつき。うちにはテレビがないですから、まぁ面白いこと、面白いこと。そんな彼らを怒るのは簡単ですが、私は子供を怒るのは「危ないことをした時、人の嫌がることをした時、ウソをついた時」の3場面のみ、と約束しているので、夕食後に会議を開きました。以下、少し長くなりますが、昨日の議事録です。カッコ以外はすべて子供の意見。5歳になったばかりの三男もしっかり手を挙げて発言していました。

本日のテーマ:どうやってテレビと付き合っていくか
<議題1>テレビを見すぎると何が悪い?
・目が悪くなる
・やるべきことをやるのを忘れる
・嫌な事、悪いことを真似してしまう
・自分で考えなくなる(母)

<議題2>見すぎると良くないと知っていたのになぜやった?
・興奮してずっと見たくなってしまう(←中毒っていうんだよ、と父)
・1つ終わると番組を変えてしまう。変えると面白いのがやっている
・兄弟がいると他の人が面白いのを見つけて長くなる

<議題3>どうやってテレビとつきあっていくか
・新聞を読んでもらってみたい番組を決めてから見る
・1つ終わったらいったん消して目を休める
・タイマーで30分はかる(協議の結果、脚下になった)

<議題4>勝手にダラダラ見ているのをみつけたら親はどうすればいい?
・注意してほしい
・遊ぼうと声をかける
・優しい言葉をかける

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というわけでした。手を挙げて発言すること、人の意見を聞いてから自分も発言すること、全面否定しないこと、などのルールは3人とも既に分かっているようで、なかなか紳士的な、そして建設的な会議ができて良かったです。国際会議でなかなか発言しない日本人が多いですが、通訳はいるのですから、日本語で構わないので、きちんと意見を述べてほしい。大人はなかなか変わりませんから、自分の子供たちにはそういうスキルと度量を身につけてほしくて、数か月に一度くらいはこんな会議をしています。ご参考までに。