アイガモの田んぼデビュー

さぁ、世界農業遺産で浮足立っている間に雑草は勢いを増しています。生まれてから1,2週間は温かい小屋の中で育てていたアイガモですが、今年の「お仕事」を始めるために田んぼデビューを果たしました。田んぼの大きさによってコイかアイガモを放していたのですが、コイはアオサギやカラスにやられてしまうことが多かったので、今年はアイガモの職場を大幅に増やしました。6つのグループに分けて、それぞれに日よけ・雨除け用の小屋を用意します。2軒、こうたが増築。作っている途中に、アイガモじゃないのが入り込んでいましたが(笑)

さて、出陣を待つアイガモとその親分。

小屋に入れてから田んぼに運び、いよいよドアオープン。でも気弱なカモたちはなかなか外に出られません。4月から時々手伝いに来てくれている友人が見かねて誘導。いったん水に入ってしまえば楽しそうにぱちゃぱちゃするんですけどね。

オタマジャクシも大好物。彼らにとっては大迷惑。それでも草を踏み散らかし、時にはそれを食べ、虫もオタマジャクシももりもり食べるアイガモたちは偉い!今年も大いに活躍してもらいたいです。

ところが。どんな動物でもそうですが、やはり弱い個体というのはいます。水鳥のくせに毛づくろいが上手じゃなくて溺れそうになっていた雛を救出。タオルで乾かし、ドライヤーで乾かせば、またフワフワの雛になりました。田んぼに戻すのは不安なので、他にも体が小さい雛を引き上げてきて、5羽は我が家の庭で飼うことになりました。ますますにぎやかなO2ファームです。