北欧旅行を終えて

就農10年目のリフレッシュ休暇と両親の古希記念を兼ねた3週間の北欧旅行が終わりました。10年ぶりの夏のヨーロッパを満喫し、子供たちにとっても、両親にとっても、そしてもちろん私にとっても思い出深い旅となりました。

一言で感想をいうと、「踏ん切りがついた」、です。いろんな意味で。

0歳から30歳までの変化に比べて、30歳から60歳は、質や内容は変わるとしても、一つ一つのことを続ける期間が長くなる気がします。育児を含めた仕事も趣味も恋愛も。目の前のことに精一杯うちこみながらも、そろそろ気づきつつある自分の天分みたいなものを持続的に全うしていくにはどうしたらいいのだろう?

日常から離れ、刺激を受ける人や場所に出会ったからといって、すぐにその答えが見えたわけではないけれど、何というか、覚悟ができた気がするのです。別にそのために行った旅行ではなかったのですが、「ご飯つくらなきゃ」「子供たちを9時までに寝せなきゃ」「メールの返事を送らなきゃ」等々の日課からこれだけ長いこと解放されると、なんとなく自然と「私は何をやってきて、何をやっていくんだろう」ということに思いがいきます。頭と心と体に余裕ができるからでしょうね。

踏ん切りがついたからといって今後の私が劇的に変わるわけでもないとは思いますが、大人として、母として、女として、「やるべきこと」を見直すことができた旅でした。夏の農繁期に、快く送り出してくれた夫に感謝。怪我や病気がなくてホッとしています。帰宅したら、玄関が立派につくられていて、その玄関に友人からトマトがいっぱい届いていて感激。


最後に、旅の間に見つけた気になるものたちの写真を載せます。笑い顔のコンセント。

ハートのマークをつけた牛。

灯油の代わりに薪が入ってる。

ヨーロッパ人のお弁当。野菜切っただけじゃん(笑)。

親子三世代の楽しい旅でした!