世界農業遺産マルシェ!

昨日の「世界農業遺産マルシェ」、とーってもいいイベントでした!



お天気が心配でしたが、2,3度、霧のような雨がぱらついただけで、なんとか持ちました。農産物の売上も良かったし、出店した人も訪れた人も、みんな笑顔。


前日に設営したステージでは、午前中はトークショー、午後はライブが繰り広げられ、どちらも、予想以上に多くの人が真剣に聞いて下さりました。トークショーに登壇したのは、小野副知事と、60代の農家さん&大工さん、30代と20代の農家。阿蘇が世界農業遺産に認定されたのを受け、何を守り、どうそれを伝えていくかという視点で意見を出し合いました。


一つだけ想定外だったのは、ステージの真横にあった私たちのお店は、トークショーが終わる12時までお客さんが寄りつけない状態で、主力商品として用意していたあか牛と新米のタコライスが計画の半分くらいしか売れなかったこと。会場が縦長だったので、ステージの前にお客さんが座っていると、その横のお店には到達できなかったのです。残念。でも、この度、初お目見えの「こめポン」は良く売れたし、なっちゃんがせっせと作ってくれたシソサイダーも好評でした。


広場に設置した、再生可能なエネルギーのPRブースでは、ブロック状のススキで子供たちが遊んだり、ロケットストーブで沸かしたお湯で発電したり。南阿蘇バイオマスエネルギー協議会のスタッフが準備した展示も、阿蘇五岳を背景に、とてもいいメッセージを発信できていたと思います。美味しい食事や飲み物あり、青空美容室あり、マッサージあり、音楽あり、そしてそれが全て阿蘇雄大な景色を見ながら味わえる、という、とっても贅沢な空間でした。これは是非、またやりたいですね。



今回はスタッフが完全にボランティアだったので、続けていくためには相当な工夫が必要ですが、まず第一歩を踏み出したことの意義はとってもとっても大きいと思います。みんなに愛されている「阿蘇」という場所をずっと守っていくためには、こういう生産者と消費者の交流する場がたくさんあることが大切ですから。企画・運営に携わった皆さん、本当にお疲れさまでした!そして会場を使わせて下さったあそ望の郷くぎのさん、本当にありがとうございました!最後に、マルシェに訪れて下さった皆さん、数あるイベントの中から「世界農業遺産マルシェ」を選んで足を運んで下さったことに心から感謝します。