歴史が変わるかもしれない出会い

先週から1週間交代で、「農業環境技術研究所(農環研)」というところから研究員の方が現場体験にいらしています。

国立の研究所で研究をする彼らですが、「農業の現場を知らずに研究だけしていてはいかーん」という所長さんのアツい思いにより、30〜40代の研究者さんたちを農家に派遣しているのだそう。女性農家のネットワーク(田舎のヒロインわくわくネットワーク)の理事を務めている関係で、我が家にもお二人の研究者さんが来て下さることになったというわけ。

最初に来た研究者さんは、生物多様性スペシャリスト。

昔ながらの田んぼや周辺の生態系を守るのが命題、という彼は、さっそく初日の夕方から我が家周辺の田んぼで植物調査を始めてくれました。1m四方の中にどれくらい植物があるかを書き出していきます。こんなにたくさんの種類があるなんて!



来年は研究の一貫として、改めて調査に来て下さるそう。農薬を使っていない田んぼとの差は歴然だそうで、本格的な調査の結果が楽しみです。
生き物調査は専門知識が必要なので、やりたいけれど、できずにいたことの1つ。もう、ほんとに飛び上がるほど嬉しいですっ♪

彼のことをFacebookで書いたものだから、「ぜひお会いしたい」という面々が次々とやって来て、ほとんど毎晩、宴会してました(笑)



調査だけでなく、もちろん農作業も。草切りやお米の発送も、ばっちりお手伝いしてくださいました。


今週の方は、植物から成分を抽出する研究をされているのだそうで、一気にマクロからミクロの世界へ(笑) 農作業をするのは初めて、とのことですが、落花生の収穫や、米運びなど、一生懸命お手伝いして下さっています。異業種交流、面白いでーす。