「農業女子フォーラム」@都立園芸高校、無事に終わりました

100名を超える方々にご参加頂き、それなりに成功したと思います。両親の他に、従兄弟や親戚、高校の同級生など身近な人も駆けつけてくれました。

それなりに、と言う理由は、反省点もあるからでして、今後に活かせれば、と思います。率直な感想としては、農業そのものよりも、田舎での子育てに対する関心の高さを感じました。

以下、反省点です。

  • 盛り込み過ぎたこと。講演は少なくして、パネルディスカッション中心にした方が面白そうな人選でした。
  • 挨拶や行政からの不必要に多い情報に時間がかかりすぎたこと。
  • 企画・運営の実務をほとんど一人でこなした働き盛りの人材がノーギャラで動いていたこと。
  • 届けたい客層に告知できていなかったこと。

以下、良かった反省点

    • 園芸高校の生徒さんや登壇したOGがとてもイキイキしていたこと。既に農業していたり、農業してみたくなった、と言ってくれました♪
    • 景観やバイオマスエネルギーの専門家が壇上にいて、個人的にとても楽しめたことと、彼らのおかげで幅広い「農業・農村の価値」について討論できたこと。
    • 手作り感たっぷりの、ほのぼのした雰囲気だったこと。
    • なんといっても、この企画が産声を上げて世に誕生したこと。


…というわけで、こういうことは続けることに意義があるので、皆さんのご助言やご支援をお願いいたしますm(__)mラジオ番組をきっかけに生まれた3人トリオ。他の仕事もしていて、農業なんてお遊び程度でしょ、と言うなかれ。一人前の農家を目指して、3人ともマジですから。「明るい農村」にも貢献する気満々です!


「解決方法は、"選ぶ"んじゃなくて、つくる時代」と、慶應大学の井庭先生。

井庭先生に会いたくて、「公共選択学会」なるものに参加しました。カタそうでしょ?カタかった(笑) でもけっこー面白かった。

政策だって、ただ受け入れる時代(つまり消費社会の頃)から、モノを申す時代になり(タウンミーティングなどによる)、これからは「だったらどうすればいいの?」と考えてつくる時代だ、と。

井庭さんは、学生時代に、メディアセンターと呼ばれる図書館でバイトをしていた時の先輩。すごく親しいと言うわけではなかったのですが、FBの投稿で見る彼の研究が面白すぎて、ここ1年くらい、会いたいなぁと思っていたのです。やっぱり会って良かった!

地方には地方の課題や可能性があって、そこを「どうしていきたいか」は、そこに住んでいる人が決めること。高齢化、TPP、国債…。自分たちの力ではどうもできない要因はたくさんあるけど、できることだってたくさんあるから。

前例や既成概念にとらわれない女性たちが、過去を否定することなく「生んで」いけるのかも。昔は男に生まれたかったのだけど、女で良かった、と改めて思うことが多いこの頃。男はつらいんだもんね(笑) 男性にも幸あれ♪