田植えの準備、着々と

ボリュームたっぷりですが、最近のご報告です。

この時期にやること。
①苗の準備
②田の準備

これを並行して進める訳です。

先週、種まきをしました。20代前半の若者が3人も来てくれて、テレビの取材も来て、活気のある種まきでした。


いい種もみを選別した後、水を毎日変えながら浸しておいたものを、前日からお湯につけて発芽を促します。

床土(とこつち)を詰めた苗箱を機械に投入すると、水をかけて、タネを万遍なく蒔いて、覆土と言われる土をうっすらかけた状態で出てきます。



これを育苗用のビニールハウスに運び入れ、保湿シートを被せれば後は芽が出てくるのを待つのみ。もちろん、日々のチェックは怠りませんが。



田んぼの方は、まず土を起こします。「田起こし」ってやつです。これを全て手作業や役畜でやっていたかと思うと、気が遠くなります。トラクターは本当にすごいです。起こす前(右)と起こした後(左)。



前後して、畦を作ります。畦ができれば、水を溜めることができます。機械ではできないすみっこの畦は私が鍬で塗り塗りします。泥遊びとあまり変わりません(笑)


田んぼに水を引き始めた様子(^o^) なんかキュンキュンします。


この後、かき混ぜながら均すのが「代掻き(しろかき)」。田植えまでに2回代掻きをするのですが、目下、1回目の後半。土を塗り固めると畦ができるように、土を砕きながら水と混ぜることで粘土状になり、水がしみにくくなります。なるべく平らにならすことで、田植えがしやすくなります。私がやると下手くそで平らにならないので、田起こしはしますが、代掻きを任せてもらえるようになるにはまだ数年かかりそうです。


代掻き前と代掻き後の土。




この後、仕上げの代掻きをして、ちょうどいい大きさになった苗を植えれば、田植え完了。植えた後は、収穫まで飽くなき草との戦いが始まります。



朝から晩まで駆け回っている毎日ですが、連休は毎年のようにお客さんがいっぱい。前半は、モデルさんや服飾デザイナーさんが来てくれて、華やかでした。農業をしてみたい!と言う同年代のキュートな女性も来てくれました。後半はインターナショナルな連休になりそうです。田植え準備の報告第一弾でした。