ふくしまガールズフェス

10日前に福島(郡山)へ行ってきました。その時にパソコンが壊れて、スマホではなかなかブログを更新できずにいましたが、昨日復活しました。というわけでちょっと前のことになりますが、どうしても報告したいので、さかのぼってアップします。


NPO法人田舎のヒロインズとして初めて共済した福島でのイベント。割と軽い気持ちで参加したのですが、カウンターパンチを受けてクラクラして帰ってきました。イベントのテーマは“かわいい×これからの暮らしを考える”。主催したのは「女子の暮らし研究所」、略して女子クラ(笑)で、スタッフのみんながおそろいのカチューシャして、会場の飾りつけもまさしく女子。女子が普通にエネルギーの話がしたいということで、ヒロインズの役員としてトークイベントのパネラーに呼ばれたのはモデルのなほさん。めっちゃ「かわいい」感じの、すごく「軽い」感じの雰囲気だったんです。



檀上にいたほんとに可愛らしい女子4人が、「恋バナと同じように原発やエネルギーのことも話したい」とか、「水俣と福島がよく似てると感じる。思春期にはそこの出身だと言いたくない」とか、本当に深いセリフをさらりと言ってのける場で、このギャップに意外なところからのカウンターパンチをくらった感覚でした。モデルのなほさんが「エネルギーも作れるようになりたい」って言ってたのもしびれました。この地で、水俣(熊本県)の人たちと会えたのも、強い縁を感じました。とにかく参りました…。写真は、水俣からきた2人と。いい出会いを頂きました。



サイドイベントのガールズマーケットでは、いまふくしまのことをもっと知って欲しいと願った女の子たちが、ふくしまの伝統に「かわいい!」をプラスして作り上げた“ふくいろピアス”や“ふくいろヘアゴム”や、ストーリー付のリサイクル品、有機農産物など、ほしくなるものがたくさん。ヒロインズの役員として参加した3人ともいろいろ購入しました。特にふくいろピアスは3人とも色違いのおそろい。これを身につけて農作業をしたいと思いま〜すo(^-^)o


2日目のワークショップは、田舎のヒロインズが担当。これまで暮らしの中のエネルギーについてほとんど考えた事がなかった、という参加者が多かったワークショップ。そもそもエネルギーとは何か、から始まり、自分はどれくらいエネルギーを使って暮らしているかの計算してもらいました。ヘアドライヤーの消費電力は1200W。自転車についてるランプは1台当たり3W。つまり、400人に同時に自転車をこいでもらわないと、ドライヤーが使えない計算(笑) 参加者からは、あれもこれもと当たり前に使っていた電気や家電品について見直すことができました、という感想を頂きました。その気付きから全てが始まるのです。女子でも気軽にできるDIY太陽光発電装置づくりのデモンストレーションも好評で、ワークショップとしてはひとまず成功でした。



遠くへ行ったからには、そこの美味しいものが食べたいというのは当然の願い。福島の豊かな食材を使ったお料理がウリの福ケッチァーノに2日連続で行きました♪もちろん、お勉強のために(^_-) 普段、もぎたて野菜を贅沢に食べてる農業女子をもうっとりさせる、美しくてオイシイ、至福の時間でした。若くてステキなシェフの今後が楽しみです!




ところで、田舎のヒロインズの役員3名。いいものを日々食べてるせいか、皆デカい(笑)そして、農作業で鍛えているので、力持ち。男性が気遣って荷物を持ってくれようとしても「あ、いーです、大丈夫」って言っちゃう、男前な面々なのです。今日は偶然にも全員パンツルック。しかも、メッチャお金かかってない(笑)たぶん、いちばん高いのはモデルのなほさんのcrocs。農家だから美しい。なぜなら旬のモノを食べて適度に動いて健康だから。化粧品にもファッションにも興味を持てずにきた私ですが、そんなメッセージを発するために、お金はかけずとも美しくなれる努力はしていきたいと思いま〜す。阿蘇に戻った翌日からさっそく、あのピアスをつけて、肉体労働しております。