2015年、今年もよろしくお願いいたします!

地元紙の記者さんが写真を送ってくれたので、年始のご挨拶に使わせてもらうことにします。


振り返る、という単語が辞書に載っていないワタクシは、昨年の反省もそこそこに、今年もひたすら前進あるのみです!農業もエネルギーも、景観保全も農村の振興も、そして3人の子育ても、どれも一筋縄ではいかないことばかりですが、常に希望を持って、「嘆くよりは代替策を」をモットーに、置かれた立場でできることを精一杯やっていきます。たくさんの方にエールを頂いていることを心より感謝しております。




正月三日はデジタル社会から離れ、子供たちとスゴロク、福笑い、コマ回し、トランプ、卓球等、たくさん一緒に遊びました。この数日で分かったことは、どんなに真剣に挑んでも、「神経衰弱」は子供たちに叶わないことと、何もしていなくてもお腹が空くということ。 早く寝て遅く起き、1年分のエネルギーをチャージした感じですが、寝過ぎたのか、昨日は目がさえちゃって寝付けませんでした(^_^;)とにもかくにも、 今年もどうぞよろしくお願いいたします\(^o^)/




「農業体験にお邪魔してもいいですか」と小5の少年からメールをもらったのは年末のこと。お米のお客さんのお孫さんだとのことで、今の季節はあまり農作業はないけど、田舎暮らし体験でいいならどうぞ、と返事をしたところ、さっそく冬休みに泊まりがけでくることに。日にちまで決まったところで、お母様から慌てて電話がありました。「息子が勝手にいろいろ決めているようでスミマセン。秋頃から農家さんのところに行きたいとは言ってたんですが、ここまで本気だとは…」とのこと。てっきり親御さんが代筆でメールを書いているものだと思い込んでいたので、笑いを抑えることができませんでした。素晴らしい自主性と行動力!我が家は、大人から送り込まれるお子さんや学生さんはお断りしていますが、本人の希望であれば、年齢や時期を問わずできる限り受け入れています。とは言え、会ったこともない中学生以下の子が自ら志願して来たのは初めてです。来たとたん、息子たちともよく遊んでくれ、よく手伝い、そしてメッチャよく食べる!おやつにカレーを一皿たいらげて、夜ご飯も山盛り3杯。ご飯が美味しい、美味しいと言ってモリモリ食べてくれました。嬉しいですが、あと2年もすれば、この食欲がダブル(双子)かと思うとゾッとします(^_^;)




放牧場に連れて行ったらサルと化した4人。自ら志願して泊まりに来た少年にとっては、木登りもまた楽しくて仕方がないことでしょう(^o^)噴煙と牛が阿蘇!って感じです。




そんなこんなで親御さんには相談せずに我が家を訪ねてきた少年は、1泊2日の南阿蘇を満喫して帰路につきました。お兄ちゃんと離れがたくて一緒に南阿蘇鉄道に乗り込んだ息子たちは、数駅先の駅まで子供たちだけの旅を楽しみました。「長陽」という駅の駅舎がカフェになっているところで降りてね、と約束して私は車で長陽へ。



私の中でキングオブカフェの久永屋さんです。2014年のカフェ納めでした。シフォンケーキでお腹を満たした息子たちはホームでキャッチボール。線路にボールが落ちても大丈夫。1時間に1、2本しか通らない単線なので、悠々と拾いに行きます(笑)マスターの操くんは永遠の少年です。手が空いた隙に子供たちと本気でキャッチボール。ここは大人も子供も幸せになれる最高の場所なんです。南阿蘇に来たらぜひお立ち寄り下さい。週末しか営業してませんが。美味しい空気を吸って、美味しいケーキ食べて、思い切り体を動かして、帰りはもちろん立ち寄り温泉♪そうだ、水源の水も汲んで帰ろう。こんな、嬉しい1年の終わりでしたので、今年もまた元気に迎えることができましたo(^-^)o





大津家の面々について綴った4回シリーズの連載が終わり、九州の本屋さんに目下陳列されているはずの「九州の食卓」には、夫とのツーショットが載っています。「阿蘇の畑で家族の誰かとツーショット」というタイトルのこの連載では、我が家の4人の男性たちと1人ずつツーショットを撮ってきました。最終回は夫の番。私の方が人前に出ることが多く、そのたびに夫の自慢話をするものだから、「オオツエリの旦那を見るツアー」が企画されているとか、いないとか。こうなると、「そう簡単に見せてなるものか」ということで、担当者さんのブーイングを受けながらも後ろ姿で登場です(笑)顔が見たければ阿蘇までお越しくださーい(^_-)こんな大津家を今年もよろしくお願いいたします!!