春らしい日々

東京から阿蘇に戻ると、タカナがすっかり伸びていました。


さっそく収穫をしようと思ったけど、あまりに素敵なお花見日和だったので、ゴールデンお花見コースを巡ることにしました。春はやることが多くて、ついゆとりをなくしがちなんですが、人生楽しまなきゃね。というわけで、初めて桜の季節に水前寺公園と熊本城へ。キッズフリーだったので、ちょっとしたデート気分です。庭園で有名な水前寺公園は桜まつりで無料開放されていましたo(^-^)o



能楽堂でジャズコンサートがあったり、桂離宮とも接点が多いという座敷で薄茶を頂いたらキレーなお姉さま方がいたり、満喫できました。


お次は熊本城へ。夜桜がお見事。熊本の桜を堪能しました。


そんなうららかな春の週末デートの翌日には、ひっそりとした山小屋で新しいカップルが誕生しました。4月から林業家になるシンと、建築の仕事をしていたちあきちゃん。何という素晴らしい組み合わせなんでしょう!ウェディングケーキはもちろん木の形で、ナイフよりチェーンソーで切りたい感じ(笑)おめでとう、末永くお幸せに!


月曜日の昼から始まる結婚パーティーに50名近くも集まること自体おかしいですが、みんなプータローじゃないという驚きの事実。林業関係者を中心に、トタン屋さんや飲食業やカメラマンなど、融通のきく面々の集まりで、地方創生ってこーいうこと?だよね、と思える頼もしい会でした。パーティー参加者より一部ご紹介。

某有名私立大の「環境情報学部」なんぞと言う最先端ちっくな学部を卒業しつつ、モロ1次産業にがっつり携わってる4人のアラフォー。


めっちゃキュートな林業女子。しかも!5人姉妹の全員が親の手伝いで林業経験ありだそう。この5人姉妹をプロモートすれば、熊本の林業は一躍有名になること間違いなし。


クールな狩猟ママ。まずは罠をかける資格をとったので、来年までには猟銃の免許も取りたいとか。うわ〜、即座に出動ねがいたい。



さらに数日後は農業研修生の終了式でした。我が家で2年間研修してきた平井クンは、4月から晴れて独立。嬉しい反面、一番我が家で身に付けてほしかったこと、つまり「いま自分が何をすべきか考える」という自主性が彼に芽生えないまま「卒業」という節目を迎えてしまったので心配は尽きないのですが、でも人それぞれのペースがあるので、気長に見守っていきたいです。農業人口の1割しかいないという40代以下の若手農業者に幸あれ!


そんな春らしいできごとが目白押しでした。