種蒔き準備

週末に種もみの選別をしました。「いい種」を選ぶ作業です。

濃い塩水に種もみを浸して、浮いてきたヤツ(=中身が詰まってないもの)を取り除きます。子供たちにとっては年中行事で、手慣れたもんです。



選別したあと、60度のお湯につけて10分間、消毒します。



カラカラに乾燥していた種もみを、こうしてしばらく水につけておくと息を吹き返し、種蒔き前の一晩だけお湯に浸けると根も芽も出てきます。毎年のことながら生命の不思議を感じます。


久しぶりに手伝いに来てくれた友人なっちゃんが、できたての育児情報誌「ことあそ・あそのこ」を持ってきてくれました。 世界農業遺産と言っても、ここで育つ子供たちがいないことには、引き継いでいく相手がいない。世界に認められた田舎だからこそ、子育てしやすい場所にしたい!という想いから、ママさん編集部を結成して半年間せっせと取材や構成に取り組んできた集大成です。素晴らしいっ!


表紙は言わずとしれた我が家前のグラウンド。子供と行けるお店や遊び場だけでなく、行政サービスやら小学校情報やら病院一覧やら、子育てに必要な情報がバランスよく盛り込まれていますo(^-^)o


こんな素晴らしい取り組みを応援して下さるスポンサーさんを随時募集してます。世界で初めて民間人の呼びかけによって始まった阿蘇の世界農業遺産は、認定された後も、行政に任せるだけじゃなくて、自分たちができることに取り組んでいるんです!今回の制作費は主にトヨタ財団の活動助成によって捻出されました。民間の活動を支援するのもまた民間。これでこそ、先進国の農村が世界に向けて誇れる農村活性化だと胸を張ることができます。なっちゃんたち編集部の皆さん、お疲れさまでした!とっても素敵に仕上がってますよ\(^o^)/

それを見ている最中にも近所からワラワラと子供たちが集まってきて、子育てのしやすさを実感するランチタイムでした。



さてその集まった1〜6年生までの男児7名。午後は砂防ダム(?)を作ったり、秘密基地をどこにつくるか相談したり。完全に昭和の世界だけど、こういうシンプルな遊びは見ててなごみますo(^-^)o


おやつにはドーナツを作りました。でもドーナツに見えない!と子供たち(^_^;) まぁいいさ。見た目はともかく味は抜群でみんなモリモリ食べてましたから。



今年もちゃんと芽や根が出てくれますように!